ヘルペスを改善するための食事療法を紹介|取るべき食事と避けた方がよい食事

ヘルペスはウイルス性の感染症ですので、発症・再発には体の免疫力が関係してきます。そのため、ヘルペスの改善を図る時には食事療法も有用です。まず基本的なこととして、規則正しい食事・主食と主菜と副菜の揃うメニュー・アルコールの飲み過ぎ禁止があります。バランスの良いメニューを規則正しく食し、お酒を飲む方は適量にするといったことは、どのような理由で食事療法を行うにしても基本中の基本になります。意識的に守りましょう。

食事療法の基本は同じですが、摂取したい栄養素や成分に関しては目的により変化します。ヘルペスの改善であれば、リジンを多く含む食べ物を摂取した方が良いと言われています。リジンは必須アミノ酸の類で、動物性タンパク質に豊富な栄養素です。食べ物では魚介類・肉類・卵・牛乳・チーズなどが挙がり、特にカツオ・ブリ・鶏むね肉・豚ロースがおすすめされます。

植物性タンパク質が多い食べ物にも、リジンは豊富に含まれています。たとえば、小麦胚芽・そば・大豆製品です。特に大豆製品はリジン摂取に有用ですので、納豆・豆乳・きな粉・湯葉・高野豆腐などを食生活に取り入れてみましょう。

ただし、動物性も植物性も他食品とのバランスが大事です。タンパク質ばかりでも内臓への負担は大きくなりますし、代謝や吸収率も悪くなります。血流やホルモン生産機能の問題にも影響しますので、リジンを意識しながらも全体的な栄養素バランスの良い食事を心がけてください。また、以上までとは逆に、ヘルペス改善の際には避けた方が良い食品もあります。それは、アルギニンを含む食べ物です。アルギニンは成長ホルモンを促進するアミノ酸で、ナッツ類・チョコ類・エビ・牛肉・鶏肉・ゴマ・レーズン・コーヒーなどに多く含まれています。特にチョコやコーヒーなど、カフェイン系の食品や飲料は避けた方が良いと言われています。

しかしながら、全ての人にとってアルギニンがヘルペスを誘発する原因にはなりません。アルギニンやカフェインに対する耐性には個人差があるため、それらを多く含む飲食物を摂取したからヘルペスが出るわけではないということです。また、ヘルペス改善に有効と言われる飲食物に関しても、絶対的に最良の効果を発揮するものはありません。

ヘルペス改善を意識した食生活において、最も大事なことはバランスの良い食事です。免疫力・回復力・精神的耐性には体内で働く成分や物質の影響を受けるため、不足・過剰・偏りがあると正常なバランスが崩れます。健康に繋がる体内状態を作る・維持するためには、不足・過剰・偏りがない栄養素バランスの良い食事が必要です。経済的に難しい部分もあるため完璧を目指す必要はありませんが、有害率の高い食品を避け、多少不足があっても健康的なバランスのある食生活を心がけましょう。